Author Archives: naom

長年勤めた会社を定年退職した父に胡蝶蘭

今年の春、いよいよ定年退職となった父に何か贈りたいということで、職業柄縁の深い蘭の花を送ることにしました。お祝い事といえばやはり胡蝶蘭かな、という気持ちはあったのですが、とりあえずいろいろと検討してみることに。蘭の花を贈る、ということは私の中で決まっていたので、ひとまず蘭をひと通り見ていきます。

・オンシジューム
小ぶりな花びらが特徴のオンシジューム。その中でも、チョコレートの匂いが特徴的なシャリーベイビーも候補の中にありました。ただ、この花の匂いを芳香剤の代わりにしようとトイレに置いた職員がいたのですが、匂いがキツすぎて気持ち悪くなった、という体験談を聞いてからは少しイメージダウン。家の中にはなかなか置く勇気が出なくなりました。また、花言葉が可憐や気立ての良さ、一緒に踊ってなど、なんだかメルヘンちっくなものが多いのも父親には合わないと思い断念。

・カトレア
蘭の女王カトレア。その匂いはとても可憐で、見た目も豪華そのもの。贈り物にはまあ良いかなとは思ったのですが、どうせ贈るなら母親の方がいいかなと感じたためこちらも断念。花言葉も女性向けのものが多いので。ミニカトレアを綺麗に包装したものを母の日にでも贈ろうかと思います。

・バンダ
これはかなり迷いました。というのも、空中吊りで根が完全に見える形で栽培するというなんとも面白い育て方をする花は、なんとなく父親も気に入りそうだと思ったからです。また、濃い紫色で、とても一般的な形をした花びらは男の人にも喜ばれるかなと。これは胡蝶蘭と何度も行ったり来たりして、最後まで迷いました。

・胡蝶蘭
言わずと知れた高級鉢植えの胡蝶蘭。たくさんの蝶々が止まっているかのようなその姿から名前がついたそうで。花言葉も、幸福が飛んでくる、純粋な愛。まさに贈り物のために生まれた花と言っても過言ではありません。カトレアとはまた違う豪華さがあり、知名度も高いため、人にも喜ばれそうです。

しばらく悩んだあと、結局花言葉の力に負け胡蝶蘭を選択。色は白にしました。ミニ胡蝶蘭もありましたが、せっかくなので普通のものを。その後は、鉢の種類を選んだり小さなメッセージカードを書いたり、最後に花以外のプレゼントを一緒に箱に詰めてもらいました。
数日後、父親からちゃんと花が届いたという連絡があり、育て方や花の特徴など質問攻めにあいました。なんだかんだで嬉しそうにしていたので、あげて良かったです。

胡蝶蘭の贈り物

企業の総務部に所属していた時には、取引先へ胡蝶蘭をお贈りする手配をする事が数多くありました。定期異動時期には、昇進した新役員宛、新会社が設立されれば、代表取締役宛への胡蝶蘭の手配に追われます。予め異動の御挨拶状が送達される為、それをもとに手配する事もあれば、日経新聞に出ている情報をもとに手配する事もあります。送り主として自社役員の木札を立て、白の胡蝶蘭をお贈りしていました。決まったお花屋さんに、電話での注文も可能ですが、宛名、役職等に間違いがあっては大変失礼です。細心の注意が必要です。必ずFAXかWEBで注文をして、送信前に別の目でダブルチェックをしてもらいます。着任日に合わせて手配をしますが、引っ越しを伴う場合等は、混乱している当日は避ける場合もありました。また、自社に役員変更等があると、今度は取引先から胡蝶蘭が続々と贈られてきます。色は白が多いですが、中にはピンクの胡蝶蘭もあり、真っ白な胡蝶蘭が並ぶなか、彩りを添えてくれます。沢山の胡蝶蘭が並ぶので、ある程度の予算は出して贈った方が良いと思います。あまりにも貧弱な胡蝶蘭はとても目立ちます。それだけを見れば美しい胡蝶蘭なので、残念な感じがしてしまいます。その後は、秘書や総務の人間が手入れをします。日当たりの良い窓辺では長期間花を咲かせてくれます。花が咲き終わった後も水やりを続けると、翌年もまたわずかですが花を咲かせてくれます。園芸好きな職員が、持ち帰る事もありました。沢山の胡蝶蘭を目にして、もし女性の自分が胡蝶蘭を個人的に贈られる場合は、やはり華やかなピンクが嬉しい気がしました。胡蝶蘭は見た目の豪華さ同様、値も張ります。それだけに贈る側の思い入れがあり、特別な贈り物となるのでしょう。

 

胡蝶蘭の365日

様々な場面でお祝いの気持ちを表現できる胡蝶蘭

胡蝶蘭は、お祝いの気持ちを表すのに最適なお花だと思っています。なかなか自分で購入する機会が少ない花であること、何といっても見た目の華やかさがあること、長持ちすること、花粉や臭いが少ないことなどの理由で、今まで様々な場面で胡蝶蘭を贈っています。一番身近な場面では、飲食店をオープンした友達に。開店した店に行くと、自分が贈った胡蝶蘭が一番目立つスペースに飾ってありました。やはり胡蝶蘭は箔がつくというか豪華さがあるということと、食べ物を扱う場所なので花粉や香りが少ないというのが、贈られる側にとっても嬉しいポイントのようです。この時は、オーソドックスな白い大輪の胡蝶蘭を選びました。他には、先輩の新築祝いの際にも。新しいスタートをお祝いするのに、ピッタリだと思ったからです。この時は、新築の家がモダンなデザインだと聞いていたので、中心部分が濃いピンク色の大輪の紅白リップにしました。普通の切り花より長持ちするので、長く家に飾ってもらうことができるということも、選んだ理由のひとつです。また、弟が昇進した際にも贈りました。これは、以前主人が昇進した際に知り合いから胡蝶蘭をいただいたことがあり、人生で初めて贈ってもらって、とても感激した経験があったからです。胡蝶蘭を頂くという経験は、そう多いものではありません。この時には、弟がまだ若かったこともあり、ピンクの大輪の胡蝶蘭を選択しました。すると、奥さんにも華やかさとかわいらしさがあると喜んでもらえました。代表として知られている胡蝶蘭はやはり白の大輪ですが、いろいろな色や花の大きさがあるのも魅力です。人生の節目節目の様々な場面で、お祝いの気持ちを表現することができる、最適なギフトだと感じています。